もう一昨年の話になりますが、業務上の理由で色々あってGMOクラウドさんのiクラスター+の共用サーバーを使ってましたが、ちょうど1年契約の満期になりましたので、さくらインターネットの共用サーバーに乗り換えました。
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サーバーを乗り換えた理由
実はGMOさんでも何か不満があったワケではないんですよね。
目に見えて被害を蒙るような障害もありませんでしたし、インターネットの最果てに位置するようなブログが止まったところで誰も気に留めるような事もありません。
ってなると、選定理由のトップに来るのがやはり値段になるんですよね。
GMO iクラスター+ ミニ ・・・月額900円程度 (年間 1万円前後)
さくらインターネット ・・・月額 500円 (年間払いで5千円前後)
さくらインターネットさん、大丈夫ですか?
ヤケクソ価格になってませんか?
何か『ホスティングの価格破壊もここまで来たか・・・』と思いますが、ここは経費節減のためにもさくらインターネットへ乗り換えする事にしました。
余談ですが、
個人のプログラミング検証用としてIDCフロンティアのセルフクラウドも契約しておりまして、そちらもrootアカウント付きのVPCで500円/月となっております。
(運用がメンドクサイのでWordPress用とは分離しております)
大まかな移行の流れ
それでは実際の移行手順の解説に入ります。と言っても、WordPress v3.9.2 ⇒ WordPress v3.9.3への移行なので何も難しいことはありません。
1.移行先サーバーのWordPressの準備
2.移行元サーバーでのバックアップ取得
3.移行元サーバーで投稿データのエクスポート
4.移行先サーバーでの投稿データのインポート
5.移行先サーバーでの各種設定
以上のような流れになります。
私の場合はWordPressのテーマ等のカスタマイズ箇所が少ないので手数は少なくて済みましたが、ヘビーユーザーの人は他のサイトを参考にした方が間違いなく幸せになれると思います。
実際の移行手順
移行先サーバーのWordPressの準備
まずはさくらインターネットのコントロールパネルへログインして、WordPress用のデータベースを作成します。

次に共用サーバーへWordPressをインストールします。
クイックインストール⇒ブログ⇒WordPressの順でインストールメニューが出ます。WordPressのパラメータを入力して、インストールします。

※デフォルトでhttp://ドメイン名/wp/ へWordPressがインストールされます。
http://ドメイン名/ に修正する場合は、ファイルマネージャーを使用すると楽です。

移行元サーバーのWordPressの準備
念のためバックアップを取っておきます。BackWPUpが楽チンでお勧めです。
バックアップ手順はこちらのサイトを参考にしました。
BackWPUpで確実にWordPressのバックアップを取る方法
移行元サーバーで投稿データのエクスポート
XML形式でエクスポートすれば問題ありません。(全てのコンテンツをエクスポートする)

ブラウザからXMLファイルをダウンロードできます。
移行先サーバーで投稿データをインポート
先ほどダウンロードしたXMLファイルをインポートします。


WordPress Importerを追加していない場合は、
インストールを要求されるので 『いますぐインストール』をクリックしてインストールします。

※wp-content ディレクトリのオーナーと権限がapacheになっていないと、
FTP接続情報を要求されます。
『プラグインを有効化してインポートツールを実行』をクリックします。

ここでさっきエクスポートしたXMLファイルを選択して、インポートします。

移行先サーバーでの各種設定
ここまでの手順で投稿記事と画像は移行できますが、
まだプラグインやテーマが移行されていません。
/wp-content内のpluginsとthemes のデータをFTPを使用してコピーするか、
再度プラグインとテーマをインストールし直します。
(今回は数が少ないので、インストールし直しました)
私の場合は元の記事数が少なかったので、思ったより楽に進める事が出来ました。
偉大な先人たちに感謝せねば。。。