先日の組織運営のアンチパターンの記事を書いていて、気がついたので記事にしてみました。
さくらい(@sakutomo0615)自身の備忘録という要素が強いですかね?
成功パターン・失敗パターンについて文章化しているうちに、知識の深さ・理解の深さの本質みたいなモノに気がついたんですよね。
何年か経過すると、『そうじゃなかったな(´・ω・`)』って、思うのかも知れませんがそれもまた成長日記みたいで、ブログの良いところでもあるのかな?って思います。
記事にアウトプット出来ない理由を探る。
『ネタがないなぁ~』と心の中で思う事って、皆さんも結構あるかと思います。
私も漫然と『どうもネタがないなぁ~』と思ってました。
そこで先日、『頭ではネタがないって思っていても、本当にネタの収集が原因なのか?』と言う事に気がつきました。
ふとした瞬間に、『アウトプット出来ない理由≠ネタが無い』である理由が思いつきましたので、自分への備忘録もかねて記事に残しておこうと思います。
最初の前提として、ユーザーがGoogle検索をする動機や欲求とは知的欲求に基づきます。
『ある物事に対して知りたい』≒『知識を得たい』・『ハウツーを知りたい』・『効果が知りたい』と言うことですね。
逆に好奇心に基づく場合、知り合いの面白い記事や笑える記事などが読みたい場合はTwitterやFacebookを使ったほうが早いと思います。
知的欲求を満たすには?
知的欲求を満たすと言っても、どういった切り口、どういった方向性、どのくらいの深さで記事を作成するかって、凄く抽象的な話でして、なかなか掴みにくい感じがします。
そこで物事を学習する上での学習の方向性と進捗具合を以下の様な図で表現してみました。

大抵の場合、前提となる予備知識を覚える・習得することから始まって、成功パターン、アンチパターンの順で理解を深めていくのが王道パターンかと。
やっぱり最初は用語とかの理解からスタートするのが一般的じゃないでしょうか?
ネタの垂直展開例
この4段階の理解レベルがあることを踏まえて、ネタから記事への展開例を図に示します。
4つの理解レベルに対して記事の深さレベル(この表現が正しいのかな?)を調整すると、ひとつのネタに対して4レベルの記事に展開可能です。

コンサルタントとか士業の方ですと、その分野の専門家なワケですから知識量で4レベルは難なくカバーできるのではないかと思います。
そうでない方の場合でも、書籍や他の専門サイトの知識で補完しながらであれば記事を作成することは可能です。
ただし、形式知な知識面が先行してしまうと他のサイトとの差別化も難しくなってしまうので、実経験や実体験をベースにした成功例・失敗例などを記事に盛り込めると、かなり強いサイトになりそうです。
特に『思わぬ失敗例』や、『思わぬ盲点』みたいな話はオンリーワンな差別要素につながります。
(ググラビリティ(検索しやすさ)も考慮したタイトルやキーワードでユーザーが自サイトに辿り着けるようにしてあげるとさらにGoodじゃないでしょうか?)
ネタの水平展開例
次に結果状態から知識と行動を促す水平展開の例です。
垂直展開が知識欲求に訴求するのに対して、こちらの水平展開は願望へ訴求できます。

こちらは経験や知識の深さが無くても、記事のアウトラインは作りやすいのではないかと思います。
このタイトル展開から構成される記事は本当に多いですし、読み手としても結果がイメージしやすいので人気もあります。
(他のサイトと類似しやすいのが弱点ですかね?)
まとめ
実際の記事作りにおいて、垂直展開か水平展開かを先に意識することはまずありませんし、殆どの場合は複合系で作成することになります。
しかし、記事の書き始めに記事の論理展開がイメージできずに手が止まってしまう症状が出た場合には、8パターンの展開例のどれかに嵌め込んで作成してしまうのは結構有効なんじゃないかな?って思います。
これは蛇足の話ですが、システム系の営業ではアンチパターンに該当しているにも関わらず、成功パターンばかりを強調して強行受注で起こす事故があとを絶ちません。
原因は勉強不足・知識不足・情報不足ですので、解決は容易です。(実際は容易じゃないですけどねw)
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