RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。⑤Oracle Gridのインストール

ドーモ、読者=サン。さくらい(@sakutomo0615)です。

いよいよGrid Infrastructureのインストールになります。いやぁ、毎回思うんですが、ここまでの道のりがホントに長いんですよね。

正直、このブログ記事を作ってて途中で心が折れそうになりました。(大変とかシンドイってよりもメンドクサイと言う意味でw)

もうすぐ構築が終わるので、あとひと踏ん張り頑張りましょう。

インストールメディアの準備

もうダウンロードはしてあるかと思いますが、まだ入手してない人はこちらからGrid Infrastructureをダウンロードしましょう。

Oracle Grid Infrastructure ダウンロード

zipファイルを入手したら、FTPまたはWin SCPで/tmpディレクトリにアップロードしておきます。

そして/tmp内でunzipして準備完了です。

 

と言いたいのだけど、

unzipはgridユーザーでログインしてから行う事!

昔、気づかないうちにrootユーザーでunzipしてしまって、エライ目に遭いました。ε-(;-ω-`A)

データベースまで構築が終わった後で、2号機だけがわからんエラーの嵐になってしまい、再構築する羽目に・・・。orz

unzipした時点でインストールファイルの権限がrootになってしまうのが原因らしい。

『操作ユーザーの確認重点!』

 

  1. RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。①事前準備編
  2. RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。②OSインストール編
  3. RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。③クラスタ用の設定
  4. RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。④2号機側と共有ディスクの設定
  5. RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。⑤Oracle Gridのインストール
  6. RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。⑥Oracle Databaseのインストールと作成

 

Oracle Gridのインストール

gridユーザーでunzipしたら早速インストールを開始します。

grid01

文字化けがキライなので、私はいつもLANG=Cで英語版にしてます。(この辺はお好みで)

 

grid02

#.runInstaller でインストールを開始します。

 

grid03

Skip Software updatesにチェックを入れてNext

 

grid04

Install and Configure Oracle Grid Infrastructure for a Clusterを選んでNext

 

grid05

Advanced Installation(拡張インストール)を選択してNext

 

grid06

日本語を選択しておきましょう。Japaneseを選択して、>を押す。

 

grid07

Cluster Name:oracle-cluster

SCAN NAME:rac11gSCAN(RHEL 6.7+Oracle 11gR2 RACのテスト環境を構築しよう。①事前準備編で決めたやつね)

GNSは使用しないので、Configure GNSのチェックは外します。

 

grid09

1号機のVirtual Hostnameが違っているので修正します。→Editボタン

2号機のVirtual HostnameとPublic Hostname(実サーバー名)をAddで追加します。

 

grid10

追加の時はこんな感じの入力画面が出ます。

 

grid11

SSH Connectivityボタンをクリックすると、SSH設定の入力欄が出ます。

gridユーザーの共通パスワードを入力します。パスワードを設定したら、Setupをクリックします。

ここで2台分のSSHユーザー等価の設定を自動でやってくれます。

 

grid12

こちらも最初の設計で決めた通り。eth0がpublic、eth1がprivateになります。virbr0はDo not useにしておきます。

 

grid13

ストレージはOracle ASMを選択して、Next

 

grid14_1

 

RedundancyにExternalを選択し、Diskを2つを選択してNext

 

grid15

SYSユーザーとASMSMNPユーザーのパスワードを入力してNext

 

grid16

IPMIは使っていないので、Do not use Intelligent Platform Management Interfaceを選択して、Next

 

grid17

ASMのユーザーグループ。設定変更の必要はないはずです。

 

grid18

Oracle Grid用のOracle BaseとOracle Homeの指定。事前に環境変数を設定してあれば変更不要。

 

grid19

Oracle Inventory:/u01/app/oraInventoryを指定してNext

 

grid20

いくつかWarningが出ますが、気になる人はメッセージを確認して適時修正のこと。

NTP・・・これは私がNTPをslewモードに変えるのを忘れてたのでFailした。(NTPのslew設定はこちら

resolv.conf・・・SCANホスト名にDNSではなく、hostsファイルで指定しているとここはFailになります。SCANホスト名の入力が合っていれば進めてOK。

 

grid21

確認してインストールを開始する。

 

grid22

結構時間がかかります。。。

 

grid23

1号機と2号機それぞれでorainstallRoot.shとroot.shをrootアカウントで実行します。

 

grid24

こんな感じ。

 

grid25

ここまでの手順が合っていれば、ここでsucceedが出ます。

 

grid26

最後に一か所で確定のエラーが出ます。[INS-20802]

DNSで名前解決が出来ないとエラーが出ますが、hostsファイルに書いているので問題ないです。無視しましょう。

 

grid27

こちらも名前解決がらみなので、Yesで続けてOKです。

 

次回はOracle Databaseのインストールに入ります。

ABOUTこの記事をかいた人

櫻井智行

ネットワーク・サーバー系のフリーのインフラエンジニア。得意分野はデータベース・ネットワーク・負荷分散あたりです。30歳の頃に独立しましたが、それまでに巻き込まれた様々なデスマーチと火消しの実績からトラブルシュート案件ばかりが依頼される様に・・・。 ビットクリア設立後は趣味の炎上・デスマーチ観察を軸にデスマーチソムリエとして小田原市・東京を中心にグローバルに活動中。